・2017年3月のflower week&花撮週間「花霞」
会期:2017年3月20日(月)〜26日(日)
13:00〜20:00(最終日は17時までの営業)
※会期中無休
※写真展「so sweet」も同時開催
※初日はブーケのご注文も承ります
花撮影は3月10日(金)21時頃から予約スタート → 予約サイト
ご予約は店頭、お電話、メッセージなどでも承っております。
ご予約は必須ではありませんが、万が一満席の場合はご予約の方優先とさせて頂きます。
(小さな店舗の為定員4名様までとさせて頂きます)
花撮影以外のお買い物のお客様はご予約不要です。
3月の花はこちらのページにUPします
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3月のtocolier flower weekは「花霞」をテーマに開催します。
「花霞」
ふと気づけば
空気の中に少しずつ
春が含まれてきました。
今月のtocolier flower weekテーマは、
ぼんやりと薄雲る春の夜明けの空
桜をはじめ、春色ペイルトーンの草花をご紹介します。
tocolier色に花霞む春をどうぞお楽しみください。
3月はこんな感じでお花を揃えました。
春の小花のミニアレンジも作成
投げ入れで、
桜、ユーカリ、ディディスカス、チューリップ、パンジー。
ユーカリ、ワックスフラワー、ライスフラワーのリース。
たくさんの瓶を並べて、花たちを一列に。
今月のラインナップをご紹介。
【啓翁桜】
啓翁桜は、おそらくこの時期お花屋さんで一番よく見かける桜の枝物かと思いますが、花つきもよく、色も少し濃い目で華やかな印象があります。
ケーオーザクラ…耳では聞き覚えがあっても、慶応?京王?どんな漢字かしら?という方も多いかと思いますが、啓翁桜の名前の由来は良永啓太郎さんという方がこの花を誕生させたからのようですよ。
【ラナンキュラス ハーマイオニー】
春の花の楽しみの一つといえば、ラナンキュラス。
その中でも数え切れないほどのフリルのような花びらが魅力的なラナンキュラス、ハーマイオニー。
イタリアでラナンキュラス等を育種しているビアンチェリ社が開発したポンポン咲きの品種の一つ。
国内で導入している産地は少ないようですが、今回仕入れたハーマイオニーは千葉県の青木園芸さんが育てているもの。
【チューリップ フラッシュポイント】
八重咲きで華やかなチューリップ。
出荷されたばかりのチューリップはまだ色がのっていないので白×ピンク×グリーンの淡い印象でしたが、日が経つにつれ、濃い目の赤ピンクに変化してきました。
ところでチューリップ。これは花びらなのかしら?(そういえば萼が見当たらない)と思ったら、基本的なチューリップは花弁が3枚、花弁化した萼が3枚で構成されているんですね。
八重咲きのチューリップは雄しべが花弁化したものだそうです。
八重咲きの重なる花弁(のようなパーツ)が全部同じに見えても、萼や雄しべの花弁化したものだったなんて…植物って不思議ですね。
【ヒヤシンス チャイナピンク】
優しい、淡い色合いが魅力的なヒヤシンス。
仕入れた時はほんのりピンク色の、ほぼグリーンでしたが、日毎ピンク色を増し、花が開いてからは良い香りが漂ってきました。
切り花のヒヤシンスの茎の下は、球根の一部を切り抜いたものだそうですよ。
【アネモネ ロサシアロミストラル】
今回の一番の人気のお花、アネモネ ロサシアロミストラル。
ピンクから白のグラデーションがとても美しいアネモネでした。
【ワックスフラワー】
少し和な花姿が親しみやすいワックスフラワー。
実はオーストラリア原産の植物で、蝋細工のような質感のお花が魅力的。
ワックスフラワーは切るとレモングラスのような爽やかな香りがしてきます。
まあるい蕾がかわいらしい^^
【フリージア ダイヤモンドスター】
香りの良い春の花、フリージア。
八重咲きだととても華やかですね^^
淡い薄紫からピンクの色合いも魅力的。
よーく見ると花びらがキラキラしています。
横一列に順番に咲いていくので、一本でもボリュームがありますよ。
【パンジー カルメン】
フリルとミックスカラーが魅力的なパンジー、カルメン。
淡いピンクや薄紫、クリーム色、濃いめの紫…他のお花と組み合わせる時に差し色にしたり、なじませたり、どの色のパンジーを入れるかで印象が変わるのが楽しいですよ^^
パンジーは小さな小さな蕾も咲きやすいので、大きなお花が終わって短くなっても、小瓶などで楽しんでもらえたら嬉しいです。
【カンガルーポー】
カンガルーポーもオーストラリア原産の植物。
アニゴザントスとも言われますが、ヘモドラム科、アニゴザントス属…というなかなか聞き慣れない分類の植物です。
形もとてもユニークですね!
一番カンガルーポーらしいのだと赤やオレンジ、黄色などの暖色系かと思いますが、今回とても美しい爽やかなグリーンのカンガルーポーに一目惚れしました。
先端のお星様のようなところが花が咲いている姿で、カンガルーの前足(paw)のようだから、カンガルーポーと呼ばれているそうです。
【リューココリネ】
リューココリネはチリのアンデスが原産のユリ科の植物。
甘く とてもいい香りがします。
今回は限りなく白に近い薄紫のリューココリネを仕入れてきました。
細長い茎の先に、5つくらいの花をつけ、光が透けるような薄い花びらは よく見るとキラキラと輝き、とても魅力的です。
【ディディスカス】
ディディスカスはブルーレースフラワーとも言われる、レースのように咲く姿が魅力的な、オーストラリア原産のセリ科トラキメネ属のお花。
今回仕入れたのはピンクだけど、ブルーレースフラワーで、いわゆるホワイトレースフラワーとは花の咲き方が似ているけど違う種類のお花です。
蕾がたくさんついていますが、咲くかな?咲かないかな?咲いてほしいな…とドキドキします。
【ポピー】
「ポピー」といえばケシ科の植物の総称だそうですが、お花屋さんでポピーといえば、アイスランドポピー(シベリアヒナゲシ)が一般的のようです。
蕾の時のクニャクニャとした曲線がユニークですが、花が咲く頃には上を向いて首が伸びてきます。
蕾の状態では何色が咲くわからないのもまた面白いですね^^♪
まるで薄紙のような花びらも魅力的。
【ニゲラ ミスジキールホワイト】
個性的な花姿が魅力的なニゲラ。
白やブルーのニゲラをよく見かけますが、今回は可憐な白いニゲラを見つけてきました。
ニゲラは英名で「霧の中の恋人」や「茂みの中の悪魔」と呼ばれたりするそうですが、
可憐ながらもどこか毒があるような印象だったり、花は可憐でもかなり個性的な実がなったり…花から実まで、魅力があります。
ちなみに花びらのようにみえるのは萼だそうで、蕾を包む細い葉のようなところは苞だそうです。
花を調べていると、花びらっぽく見えて、花びらではないものが多いですね〜
【豆の花】
えんどう豆の花はクルンクルンのツルがかわいらしい^^
春の、瑞々しいグリーンはそこにあるだけで元気をもらえそうです。
グリーンの蕾が大きくなったら、ピンク色の蝶々のようなピンク色の花が開き、
花が閉じる頃には濃い青紫のような色へと変化します。
そのまま花がらを取らずにおいておくと、かわいらしいベビーえんどう豆が誕生します^^
【ユーカリ ミルフルール】
今月は葉物として、ユーカリの一種ミルフルールを連れて帰ってきました。
ミルフルールは、ユーカリ品種の一つ、グニユーカリを系統選別した品種だそう。
グニユーカリもシルバーリーフと細かい丸葉がとても使いやすいですが、ミルフルールは葉が細かく葉と茎が全体的に白いのが特長だそうですよ^^
今回実はとても長いサイズのユーカリなので、リースを作ったり、桜などの長めの枝と合わせたりしてもOKですし、短く切った小さな花と、同じく短く切ったユーカリの葉先を組み合わせてもOK、という万能タイプのユーカリ。
リースやスワッグ作りにも適しています。
今回はロングサイズ(1メートル以上あります)とショートサイズ(40センチ前後)の2タイプとして販売しました。
【クレマチス カートマニジョー】
今回はtocolierにしては珍しく?鉢植えのクレマチスを見つけてきました。
クレマチス カートマニージューは小さな白い花が沢山咲いて、とてもかわいらしい^^
別売りで鉢と鉢皿セットもご用意しました。
基本的には切り花を仕入れていますが、またいいお花があったら鉢物も連れて帰ってこようと思います。
3月の花写真展「花霞」
2017/4/20(木)〜4/30(日)@ tocolier
営業時間:13:00〜20:00
※最終日の展示は17:00まで
※月〜水曜定休日(4/24,25,26休み)