2017年1月の草花紹介


1月9日(月・祝)開催の「花とアンティークの撮影会 vol.5」並びに1月のtocolierのflower weekにお越しくださった皆様、ありがとうございました。

少し遅くなってしまいましたが、らんすみれさんで撮影した写真をメインに、今月の草花を紹介します。

→ 「花とアンティークの撮影会 vol.5」

撮影会の様子はこちらにUPしました

→ 「花とアンティークの撮影会 vol.5 ありがとうございました

 

【コデマリ】
細く長い枝に、繊細なグリーンの葉、丸く咲く白い小さなお花が魅力的なコデマリ。
名前は手毬のような球状に咲くことに由来する、バラ科の植物。
(似た名前の大手鞠は違う種類の植物)

 

咲き始めのコデマリの花。

とても可憐です。

 

【真珠葉アカシア】
アカシア(ミモザ)の中でも丸みのあるシルバーリーフが魅力的なパールアカシア。
春が待ち遠しい、黄色のふわふわ。

 

ミモザでリースを作りました。

 

 

 


【ラナンキュラス バスティーユ】
2016年の新品種のラナンキュラス、バスティーユ。
花の中から出ているかのような不思議な品種。
これが、葉なのか、葉っぱ風なのかはわからないのですが、なんともいえない魅力があります。

 

【ラナンキュラス レオニャン】
爽やかなグリーンの花弁が細かなフリルのようなラナンキュラス。
こぶりですが存在感があります。

 

【ラナンキュラス 藤てまり】
藤てまりは、香川県三豊農協のオリジナル品種、てまりシリーズ。
実は12月に仕入れた茜てまりも同じシリーズなんです。
鞠のようにコロンとした丸いフォルム魅力的。
花びらがリバーシブルのようになっていて、表と裏で表情が違い見飽きないラナンキュラスです。

 

【スプレーバラ オールドファンタジー】
柔らかいフォルムと薄いピンク色が魅力的なスプレーバラ。
とても愛らしい咲き方です。
小さなスプレーバラなので、小瓶に生けるのもオススメでした。

 


【スカビオサ アルバ】
スカビオサの中では、まるでウェディングドレスを身に纏っているかのような華やかさがあるアルバ。
大輪でフリルのような花びらが魅力的です。

 


【ニゲラ ミスジキールホワイト】
和名だとクロタネソウと呼ばれるニゲラはラテン語のniger(黒い)が語源だとか。
花姿はとても繊細ですが、実(み)はツノが生えたようなユニークな姿に変貌します。
英名では、霧の中の恋人と呼ばれたり、茂みの中の悪魔と呼ばれたりもします。
繊細な葉と薄い花びらはまるでヴェールのようで、まさに霧の中の恋人という感じですね^^

 


【パンジー】
紫のグラデーションと、フリルが美しいパンジー。
薄い花びらも魅力的。
比較的蕾も咲きやすく、長く楽しめます。

 


【アンスリウム マキシマビオレッタ】
小ぶりで美しい色合いのアンスリウム”マキシマビオレッタ”
都会的でクールなおしゃれさんのイメージです。

ちなみにアンスリウムは真ん中の伸びた部分(肉穂花序-にくすいかじょ)が小さな花の集まりで、ハート型の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)蕾を包んでいた葉にあたります。

 

【ルピナス】
ルビナスはマメ科の植物。
ピンクから紫の色の移り変わりが美しいですね^^
柔らかいグリーンの葉がたっぷりついているものが多く、花も葉も楽しめる存在です。

らんすみれさんの撮影会では、この写真を撮っていた時にガラスのプリズムが花に当たりとてもきれいでした^^

 

【マトリカリア シングルペグモ】
大輪の華やかな花よりも、マトリカリアが好き!という方も多いのではないでしょうか。
キク科の小花で、ナチュラルでかわいらしい印象です。
短く切って小瓶に生けてもいいですね^^
比較的長く楽しめるお花です。

ちなみにマトリカリアは周りの白いところが舌状花、中央の黄色いところが筒状花。
花びらじゃないの!?とビックリですが、花弁に見えるところは実は舌状花という花なんです。
うまく説明できないので、気になる方は画像検索してみてくださいね(^o^;)

 

【豆の花】
豆の花は、実はえんどう豆の花。
花の形はスイトピーを小さくしたような感じです。

黄緑がかった蕾が咲くころにはピンク系の紫になり、花が終わる頃には濃い青紫色になります。
終わった花を取らずにそのままにしておくと、小さな小さなベビーえんどう豆が育っている事が多いです。

まだ薄くて柔らかく、光に透けてキレイです^^


クルンクルンのツルも魅力的。

 


【チューリップ ブラックベース】
毎年、年明けのお楽しみの一つ、原種系チューリップ。
今回初めて仕入れた「ブラックベース」は、
「プルケラ ビオラセア ブラックベース」という長い名前のチューリップで、花の底の部分が黒いのでブラックベースのようです。
(花の底が黄色いイエローベースという品種もあるみたいです)
masa*さんのスタイリングの一部としても使って頂きました^^

 


【チューリップ ポリクロマ】
こちらも原種系チューリップ ポリクロマ。
白い花の中央が黄色く、爽やかでかわいらしい印象です。
多花性で、一つの球根から2〜4つのお花がついています。

両手を空にあげているような葉っぱもかわいい^^

こちらもmasa*さんのスタイリングの一部としても使って頂きました。

 


【ムスカリ】
春のはじまりの花といえば、ムスカリも楽しみの一つ。
ムスカリのブルーはひんやりとした冬の空気の中、春を待つ気持ちと重なります。
球根がついているものを探して仕入れてきたので、うまくいけば来年も花が楽しめるかもしれません^^

 

【アリウム コワニー】
アリウムの中でも白く可憐なコワニー。
小さな蕾がたくさんついて丈夫で長く楽しめます。

可憐だけど、茎の香りはネギ。
アリウムはラテン語の「におい」が語源と言われたり、にんにくの事と言われたり…。いずれにせよ、花は可憐ですが、ネギやにんにくの仲間です。
咲いている時はさほど気になりませんが、茎を切って水あげする時、花瓶の水を取り替える時、ふと感じるネギの気配。

くにゃんとした茎の曲線も魅力です^^🎵

 


【タラスピ オファリム(なずな)】
「ぺんぺん草に似てますね」という声もよく聞こえてきましたが、そうです、実はこちらぺんぺん草(なずな)の西洋版。
オファリムというおしゃれな?名前で流通しています。
爽やかなグリーン。ミストのような繊細な葉が魅力的です。
一本でボリュームもあり、小分けして楽しむのにもオススメでした。

【ユーカリ グニー】
小さく丸いシルバーリーフが魅力的なユーカリグニー。
色んな花と合わせやすい便利な葉物ですが、ユーカリだけで飾るのも素敵ですね^^
らんすみれさんのアンティークのピッチャーにもピッタリ。
小さく枝分かれしているものも多いので、スプレーバラや短く切ったミモザなどと小瓶に生けてもかわいいですね。

 

【アネモネ モナーク】
八重咲きの小さなアネモネ、モナーク。
色鮮やかで可愛らしい。
花びらに見える部分は、実は萼片が大きくなったものだそうです。

アネモネの由来は、ギリシャ語で風を意味する「anemos」にちなんでいるそうですが、諸説あるようで、
長い毛を有した種が風によって運ばれるため、とか
風の神ゼフュロスが妖精アネモネに恋をして、アネモネが一輪の花に変えられたというギリシャ神話が由来、とか。
ギリシャ神話の美少年アドニスが流した血よりこの植物がうまれたとする伝説もあるようです。

花の事を調べていると、ギリシャ神話がよく出てくるので、神話がわかると面白そうだな…といつも思うので本を買ってみたけど、まだ、読んでません^^;

 

【ゼラニウム チョコワッフル】
そこにあるだけで、ふっとその空間が良い香りに包まれる、ゼラニウム。
今回はチョコレート色の斑とフリフリの葉が魅力的なチョコワッフルを仕入れてきました。
暑くなると茶色の斑が抜けてくる品種もあるみたいなので、今の時期のお楽しみですね^^

 

1月のflower weekは初日のみ cafe らんすみれ さんで「花とアンティークの撮影会 vol.5」として開催しましたが、二日目以降はいつもどおりtocolierでのflower weekを開催しました。

 

tocolierではこんな感じでした

らんすみれさんでの水盤も、全く同じではないけどtocolierでも再現!

ちなみにこのホウロウの水盤はらんすみれさんから譲っていただいたものなんです^^

 

チューリップはグラスに生けて飾りました。このグラスも友人からの贈り物。

メディシンボトルの蓋に、花瓶に生けられないくらい小さな花を飾りました。

 

今月はエアープランツもいくつか仕入れてきているので、また改めてご紹介できたら…と思います。

店頭で販売していますので、気になる方はぜひお尋ねくださいませ^^

 

「花とアンティークの撮影会」ならびに1月のtocolier flower weekにお越しの皆様、ありがとうございました!

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両会場で撮影した写真展を、「花とアンティークの写真展 vol.5」として開催します。

 

花とアンティークの写真展 vol.5

2017.2.9(木)〜2.19(日)@ tocolier
営業時間:13:00〜20:00
※最終日の展示は17:00まで
※2/13(月)〜19(日)はflower weekも同時開催
※会期中無休

→ 「花とアンティークの写真展 vol.5」

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2月のflower weekは

2/13(月)〜19(日)に開催します。

花撮影のご予約は2/3(金)21時頃からスタート予定です。

今まで花撮影は、後日開催の写真展出展ご希望の方向け撮影イベントとして開催していましたが、今年から撮影だけでもOKにしましたので、「写真展は…」と今まで断念されていた方にもお気軽にご参加頂けたらと思います。

花撮影についてはflowerのページでご案内していますが、まだ内容を更新できていないので…少しお待ちくださいませ〜m(_ _)m

→ flower